しーまブログ 日記/一般奄美大島 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

2013年12月31日

60周年を振り返って

よねやうがみんしょうらん‼
チャレンジャーの白畑です^ - ^

皆さん大晦日はどんな風に過ごされていますか?
僕は数日前から高熱がでて年越しはおとなしくしております汗
多分一気に気が緩んだんだと思います汗
ここまで頑張れたのもみなさんの支えのおかげで航海が終わったあとも沢山のお礼を伝えるために
夜遅くまでチームのみんなと話ししたり素敵なDVDも作っていただきそれを持って名瀬の報告会と
大和村国直の報告会に行くことができました。
大和村では寒い日にもかかわらずあの日迎え入れをしてくれたゆうじ兄はじめ喜界島まで一緒に漕いだ修兄と国直の
みなさんが暖かく迎えてくれました涙



年明けから沖縄〜与論島〜沖永良部島〜徳之島〜と報告会に伺います(^○^)
そして、復帰をした12月25日は提灯行列にチームのみんなで参加してあの日に想いを馳せました。


3000人以上の人が集まった復帰のメモリアルステージや灯篭、この日を胸に刻んで結人プロジェクトは2014年を迎えます。




12月25日のお昼にシンポジュームのパネリストとして参加させていただき発表させていただいた時には
当時の青年団長の崎田さん、楠田豊春先生、大津さんから激励の言葉と
「新しい伝えかたに感動しました。」「青春時代を思い出させてくれてありがとうと」
お言葉をいただきました。


涙が出るぐらい嬉しかった。
僕たちよりもはるかに苦しい思いをしてきたのに、
言葉を聞いた時少しでも寄り添うことができたのかなと
今回のプロジェクトは危険だといえば危険なことです
ただの冒険だと思われることもあるでしょう
しかし、当時の島人は愛する人のために子供のために未来の島人のために
命をかけて体を張っり海に繰り出した歴史がこの目の前に広がる海にはあるのです。
僕たちはけしてそのことを忘れません。
語り継いでいきます。
結い人プロジェクトは南西諸島を先人達に敬意の念を込めて海を渡り続けます。
そして10年後
鹿児島までの密航ルートを島人で渡っていき語り継いで行きます。
最後に
泉芳郎氏の「島」という詩を載せたいと思います。
今年沢山の皆様にお世話になりました。
このご恩を子供達の講話などを行い返していけたらと思っています。
ありがっさまりょうた。


「島」  泉 芳朗 

私は 島を愛する
黒潮に洗い流された南太平洋のこの一点の島を
一点だから淋しい
淋しいけれど 消え込んではならない
それは創世の大昔そのままの根をかっちりと海底に張っている
しぶきをかけられても 北風にふきさらされても 雨あられに打たれても
春夏秋冬一枚の緑衣をまとったまま
じっと荒海のただ中に突っ立っている

ある夜は かすかな燈台の波明りに沈み
ある日は 底知れぬ青空をその上に張りつめ
時に思い余ってまっかな花や実を野山にいろどる
そして人々は久しい愍(あわれ)みの歴史の頁々に
かなしく 美しい恋や苦悩のうたを捧げて来た
わたしはこの島を愛する

南太平洋の一点 北半球の一点
ああ そして世界史の この一点
わたしはこの一点を愛する
毅然と 己の力一ぱいで黒潮に挑んでいる この島を
それは二十万の私 私たちの島
わたしはここに生きつがなくてはならない人間の燈台を探ねて――

****
【泉 芳朗】徳之島出身


  


Posted by 結人プロジェクト at 22:55Comments(0)結いの刻

2013年12月07日

名瀬で報告会と親睦会をさせていただきました^ - ^

こんばんは!

チャレンジャーの白畑です^ - ^

すっかり奄美も冬らしくなってきて、昨日は最低気温が11度まで下がりました‼寒かったですσ(^_^;)

ファイナルゴールをしてあれから三ヶ月あまりがすぎてお世話になった方達へのお礼状と報告書を遅れてしまったことを

この場をかりて深くお詫び申し上げます。

先週の日曜日に遅らせながらなんとか結人プロジェクトの報告会と親睦会を名瀬のANDというお店で

行うことができました‼


皆さんからいただいた結いの精神を何か記録にできて少しでも思い返していただければと思いDVDを作りました^ - ^

結人プロジェクト一団となって夜遅くまでのミーティングや撮影



そして、何より作成をお願いした千絵さんとだいごさんのおかげで素敵な記録を残すことが出来ました。

最初は資金もなく、五分程のDVDをお願いしたのですが映像をみて「これは五分で終わらすのはもったいない‼是非30分の作品を作らせてもらえませんか?」

と思いも寄らないお言葉をいただき、とても嬉しかったです‼

当日、上映会ではみんながくぎいるようにみてくださり、たくさんの言葉をいただきました^ - ^



あの日を思い返すと、照りつける太陽と襲いかかる波で気を失いそうになりながらも漕ぎきる事ができたのは受け入れをしてくれた

青年団のおかげです^ - ^

そして島々でたくさんの想いに後押しされ

それが追い風となって運んでくれたんだと、そしてどんな時も支えてくれたのは先輩たちから聞いた苦難の話、スットゴレ魂で乗り越える

事ができたんだと思います。

そして、リーダーの對喜さんに航海中も支えられたのが大きかったです。











僕は結人の一人の漕ぎ手にしかすぎません、作り手がいて支えてくれる結人がいてそれが一つの目標を達成できたことが

結人の一員として心から嬉しいいです。そしてどんな時もくじけない揺るぎない誇りを手に入れることができました。

最後はみんなで手をつなぎ奄美群島連合青年団会長の保池会長からお言葉をいただきみんなで感謝の言葉を言いました^ - ^


とうとがなし‼


これからお世話になった島々へ報告とお礼を直接伝えにいきたいので、年を越してしまいますが伺いたいと思います^o^






  


Posted by 結人プロジェクト at 19:37Comments(0)結いの刻

2013年05月26日

24時間断食



24時間断食を無事終えることができました!

徹治じいちゃんの形見の大島紬を着ての断食

途中空腹で苦しい時もありましたが、先輩方の話しを聞いていると、耐えることができました。

そしてたくさんの仲間や先輩方が24時間断食をしたり応援に駆けつけてくれたことがとても嬉しいです^_^

おかげでみんなで耐えることができました!
断食後に頂いたナリガユ(ソテツの芯のお粥)やシブリの(冬瓜)味噌汁がとても美味しかったです。

ありがっさまりょうたです!!



そして先週にゆずり葉の皆さんが作ってくれた竹灯籠

夜は優しい光をあたえ、心身ともにリラックスして野宿ができました^_^

日中空腹で苦しい時に生元先生が島唄で励ましてくれました^_^

不思議と空腹の事を忘れ元気に^_^



昔は島唄が唯一の娯楽だったことから、苦しい時も楽しい時もそこで生きた先輩方の想いが込められた

大切な宝物なんだとあらためて実感しました。


また、6時から9時すぎまで足場の悪い中来てくださった大先輩、楠田豊春先輩、奥山垣満先輩

岡富美江先輩、山田サカエ先輩方の貴重な体験談を聞けたことが宝です。

「ただのお祝いをするんではなく、復帰するまでの苦難を語りついでほしい」

その言葉を豊春さんから聞いた時に歴史を知りたいと思いました。



僕が初めてカヤックに乗って沖から島を眺めたあの日の懐かしさは

ご先祖が人力で島を目指し、嵐で漂流しながらも探し求めた島だったから

あの日、島影を眺めて懐かしいと感じたんだと思います。





そして、60年前宝島から奄美の今里まで約90キロ黒潮を逆らい太陽の方角と海人の勘を頼りに

小さな木舟で男6人、近くにあった流木でパドル(ヤホ)を作り帆と人力で島を当て航海を成功させた

歴史があることに漕ぎ手として誇りに感じます。



そうゆう時代があったからこそ、海を渡ることに共感していただき90歳の大先輩からも応援をいただけると思います。

海を渡ることは生活の一部で生きる術だったからこそ、僕たちが受け継いでいかないと

風化してしまう気がします。

海はとても怖い場所です。

僕はカヌーをするまでまともに泳げませんでした、でも

島が海に囲まれている以上何かしら海にむかいます

幸せももたらします。

悲しい事故が起きないためにも、海を避けるのではなく共存して行くことが大事なんじゃないかと

思います。

この活動で子供たちが少しでも興味を持ち海の知識や歴史を身につけ島や海を楽しめるようになったら嬉しいです^_^

そして、今年をスタートに島々の航海が始まります。

数年後沖縄から与論、沖永良部、徳之島、奄美、喜界島と世界から注目される航海カヌーチャレンジが繰り広げられる日を

目標に!!

ありがっさまりょうた!!

漕人
白畑瞬  


Posted by 結人プロジェクト at 21:40Comments(0)結いの刻

2013年05月22日

結人


与論を後にし沖永良部島へ


青年会議所で挨拶に行き想いを聞いていただきました^_^


そして沖永良部連合青年団 団長の平さんの家で歓迎をしていただき
たくさんの出会いがありました^_^
また、知名から和泊までの10キロを沖永良部の船漕ぎで有志を集め一緒に漕ぐ約束をしました^_^




とても素敵なご夫婦^_^


沖縄から熱を出しバファリンと熱さまシートで乗り越えました

島に帰ってからラジオに出させていただき
ディ!!FMの麓さんと渡さんがステッカーを買っていただきました^_^ありがっさまりょうたです!!

そして、たまたま番組の番宣(今度の土曜日 島の先生というドラマが始まります!
ロケ地が奄美!!)にきていたドロンズの石本さんと井浦 新さんと出会いました^_^
ステッカーも買っていただけることに^_^ありがっさまりょうたです!!

今度の24日は断食がありますよ^_^航海祈願と先輩たちの話しを聞いたり語り合ったりしながら24時間過ごします
その周りに飾る竹灯籠をゆずり葉の郷の皆さんが作ってくれました^_^80っこ!!ありがっさまりょうたです!!


昨日の夜はミーティング^_^
本当に結人プロジェクトチームの皆さんが熱い想いを共有し、仕事の忙しい中一生懸命一緒に考えぬいて出来上がって行く事が

何よりも勝る素敵なことなんだと思います^_^

この想いを皆さんと語り合うことが、みなさんがすでに島の誇りを再確認しているのではないでしょうか^_^

僕はただの漕人にしか過ぎません

数年後、50年後も漕いで島に行くことが誇りに感じれる島でありますように

とうとがなし

漕人白畑
  


Posted by 結人プロジェクト at 20:39Comments(0)結いの刻

2013年05月18日

与論献奉

沖永良部島に到着しました(^_^
梅雨の真っ只中で大荒れです(^_^;)


昨日は与論島のおもてなしをしていただいて、人生初の与論献奉をしました^_^


島の人たちは、飲んで仲良くなるので当日飲まない分昨日は夜遅くまで島について熱く語りました^_^


今回与論島でたくさんの島人とつながることができて嬉しいです^_^

来月沖縄から与論島まで漕いで行く中でのエネルギーになると思いました^_^

シューヤトゥトゥーガナシ^_^  


Posted by 結人プロジェクト at 18:14Comments(2)結いの刻

2013年05月16日

与論島へ

今日は沖縄から与論島へ移動しました!


漕人の白畑です^_^

与論はとても綺麗な島ですよ^_^
早く漕ぎたくなりました!

早速船を降りたら

役場へ挨拶をさせていただき協力しますよと心強いお言葉を頂きました^_^


そして、次に向かった場所は

復帰当時に陳情した御健在の方お二人の一人、福さんの御宅へ

福さんは沖縄で治療中とのことで

福さんの息子さまへ説明をさせていただきました^_^


いきなり訪問したのに、ジュースまで頂きました^_^ありがとうございます‼

そして与論のありがとうで、トウトガナシでお別れ^_^

当日の元気な姿でお会いできるのを願っています。

そのまま当日の上陸ポイントを下見して沖永良部島が見える場所へ

うっすら島が見えました^_^


なんか、ハワイのレースをを思い出します^_^

よーし‼

頑張るぞ!ー



  


Posted by 結人プロジェクト at 17:59Comments(0)結いの刻

2013年05月16日

結いまーる

うがみんしょらーん^_^

奄美も昨日で梅雨入りしましたね!

今年は例年より少し遅れているみたい〜

実は2日前から漕人の白畑とリーダーの勉兄は沖縄にきています!

一日目は
奄美出身の大先輩で沖縄に住んで40年の奥 茂治さんにお会いして結人の協力をお願いしに行きました!

お話したらとても魅力的な人柄で協力も引き受けて頂きました^_^

感謝感謝です!

沖縄に住んでいた僕のばあちゃんの弟も知っていてとても嬉しかったです!


二日目は

実際にスタート場所の視察や



スタート予定場所の奥集落のみなさんに挨拶をさせていただいたり
区長さんと


奥はむかしから与論との交流も深く歴史ある町で、お茶の名産地でもあります^_^

共同店というお店があり創業100年以上^_^
共同店のお姉さんと


そして夕方は金武町の皆さんと再会^_^


6年ぶりの再会だったのですが、みんなかわらず迎えてくれました!

こうやって再び繋がれた事に感謝^_^

僕はやっぱり沖縄と奄美は兄弟島だと強く思います^_^

そして、沖縄でのサポートは心配するなと言っていただき心強い言葉を頂きました

ありがとうございます!

今、与論島にむかう船に乗っています!

この島々の繋がりや結いの時間がワン(僕の)一漕ぎ一漕ぎの力なっています^_^

昨日は沖縄が復帰して41年をむかえました。

僕たち若い世代が次の世代に語り継いでいくこと

先輩たちの当時の思いや苦難を少しでも伝えていきたい

復帰前、先輩たちが命がけで目指した島々
を同じ目線で眺めながら漕いで行く事で島の誇りを再確認できたらと思います。

僕たちが今こうやって生きているのも先輩たちが命がけで守ってきた島人魂があったからこそ

そして結いの精神で助け合っていた時代があったからだと思います。

与論島は小学校以来だから緊張しますが、どうかよろしくお願いします‼v


漕人白畑




  


Posted by 結人プロジェクト at 09:56Comments(0)結いの刻