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2013年04月19日

作り手と漕ぎ手

うがみんしょうらん(^▽^)

日に日に結人が繋がっているのに感謝しながら今日も漕ぐ!

漕人の白畑です!

今日は沖縄から航海するカヌーについて書きます。

一人乗りのアウトリガーカヌーという乗り物
作り手と漕ぎ手

幅の細さは45センチで長さ6メートル

横にアマといって浮力体が付いています
作り手と漕ぎ手

アマのおかげで転覆を防止したり再乗艇がしやすくなっています

そして漕ぎ方は方漕ぎ(舟漕ぎと同じ片方だけを漕ぎますが、疲れたら左右に持ち替えて漕ぎます)

ここ十年ぐらいで湘南を初め日本でも普及し、去年から僕が所属するクラブでもアウトリガーカヌー

が増えてきています。

僕も2007年に沖縄で6人乗りアウトリガーカヌー(OC6)のキャンプトレーニングに参加したり

2011年にはOC6で香港の島を一周(約60キロ)しながら去年、本格的に漕ぎ始めました。
作り手と漕ぎ手

アウトリガーカヌーをシングルパドルで漕いでいると

無性に島に渡りたいという衝動に駆られたのを覚えています。

それから何度か無人の浜でキャンプしながら去年の秋、南西諸島を縦断しょうと心に決めました。

そこでカヌー仲間の春山さん(59歳)に夢を語りアウトリガーカヌーを作ることになったのです。

一時期は一緒に漕げない時期もありましたが僕が思うに奄美大島で一番楽しく一年中海に漕ぎ出しているのは

春山さんだと思っています。


春も夏も寒い冬も毎朝海に漕ぎ出し自分が作ったカヌーを誇らしげに笑顔で漕いでいます。
作り手と漕ぎ手

僕はそんな海を楽しんでいる方の作るカヌーで大海原を漕ぎたいと思いました。

確かに、世界中には年々発展しながら素敵なカヌーが作られています

そこにはたくさんの失敗があり学び今まで進化してきたのだと

だから、応援してくれる仲間の中にはそのカヌーで本当に渡れるのか?

やめたほうがいいよ!という心配をしてくれてアドバイスしてくれる仲間もいます。

でも、今回の語り継ぎたい想いの一つは、発展をした100パーセント丈夫なカヌーより

島の家の片隅で自分が楽しむために趣味で作っている手作り感たっぷりのカヌーで困難を乗り越え

『どんな時代でも忘れてはいけない事 』を感じ語り継ぎたいと思います。

だからといって命がけですから妥協は絶対しません

何度も意見がぶつかりながら奮闘が続いています。

でも漕ぎ手でもある春山さんは海の恐ろしさも知っているからこそ

ぶつかり合えるんだと思います。

今月に入り220キロを漕ぎました

今は最終調整で修理をしています

カヌーが完成したら奄美一周にチャレンジする予定です(^^)

漕人白畑
作り手と漕ぎ手









Posted by 結人プロジェクト at 17:00│Comments(0)
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